校長先生との面談の記録
3月4日に某都立高校の副校長先生から連絡が来て、3月6日に校長先生との面談を行いました。
場合によっては、面談の結果、不採用、ということもあるようです。
しかし、僕の場合は、どうやらよっぽどのことがない限り採用、ということになっていたようです。
校長先生、副校長先生と3人で面談を行った後、教科の先生ともお話をすることができました。
○ 校長先生・副校長先生との三者面談
まずは、学校の様子について伺いました。
基本的には、生徒は大学進学、特に国公立大学への進学を目指し、教員もそれに向けて指導する、とのことです。
生徒はどちらかというと大人しく、話をよく聞くようですが、分からないところは「分からない!」とはっきり言ってくるようです。
そちらの方がありがたいと思います。
また、修士論文における研究やボランティアの経験についても少し質問されました。
その結果や、私の希望などを踏まえて、校務分掌が決まるようです。
特に、私の希望を聞いてもらえるとは思っていなかったので、とてもありがたいと思いました。
部活の希望も聞いてもらえるようです。第一希望から順に記入する用紙をいただきました。
4月1日に提出する予定です。
また、今の住所や通勤経路・通勤時間などについても質問されました。
その他では特に、教員免許をまだ持っていないので、いつもらえるかについての質問をされました。
個人申請で申し込んでいるため、提出日がギリギリになっています。
大学生は、大学で一括申請することを強くおすすめします。
最後に、こちらから授業公開や研究授業の頻度について伺いました。
東京都は初任者研究で、年3回の研究授業が必ずあるようです。
仕事の様子を見ながら、月1回は研究授業を行いたいと思っていましたが、そういう先生はいないようです。
これについては、今後も相談していきたいと思います。
○ 教科の先生との面談
物理を担当する先生と、面談する機会も設けていただきました。
物理担当は2人です。
私が2年生の物理基礎(2単位)を担当し、先輩の先生が3年生の物理(4単位)を担当することとなりました。
初任者ということで、コマ数を少なめに抑えていただいたようです。
その後、年間計画の立て方や、特に物理基礎・物理を2年間で教えていく上で、どの内容をいつ教えるか、しっかり連携して考えていくことなどを話しました。
また、授業の進め方についても伺いました。
僕はワークシート中心の授業しか経験がなかったのですが、その先生は板書を中心に進めるようです。
僕も、その方法を試してみようと思います。
初任者で手探りの状態なので、とりあえず「教えて『分かる』授業」を目指して精進していきたいと思います。
その他の授業形態については、また別エントリで考えたいと思います。
最後に、最近の大学入試の傾向などについてざっくばらんに話しました。
一様な磁場中で円運動する荷電粒子があったとき、磁場に垂直に一様な電場を加えるとどうなるか?という問題でした。
第一感は、円運動しながら並進運動する、というものですが、どうやら違うようです。
速度ベクトルが電場ベクトルに垂直な時、平行な時を中心に考えると、電場がない場合の回転半径に比べて、回転半径が必ず大きくなったり小さくなったりするので、単純な円運動にはならないようです。
そのような話をしているうちに、時間が遅くなってしまいましたので、事務室で提出すべき書類を頂いた後、帰宅しました。
第一印象は、とてもいい学校だな、というものでした。
学校に入るときも、生徒は「こんにちは。」と挨拶をしてくれました。
駅前の街路樹には、桜が咲き始めていました。
新生活に向けて、不安もかなり大きいですが、いい環境の中で生徒と共に勉強し、頑張っていこうという気持ちになりました。